ごあいさつ

ごあいさつ

国は縦割りですが、地方は総合行政であり、その特性を活かすことが地方創生には不可欠です。連携によりフルセット主義から脱却し、一石二鳥、三鳥の施策を展開する必要があります。

「持つ、作る」という組織内での自己完結型から、「使う、共有する」という外部資源活用型へと転換することで改革は進みます。ただし、連携はWIN-WINの関係でなければ成功しません。そのためには、組織自体が強くなることが前提となります。これはシュンペーターのいうイノベーション、すなわち創造的破壊を行政や学校経営の分野で起こすことに他なりません。

私は公共部門への経営感覚導入を使命として、実務経験と研究を重ねてきました。重要なのは、ないものねだりではなく、与えられた資源をいかに工夫し最大限に活かすかです。二宮尊徳の「積小為大(小さな積み重ねが大を為す)」と「万象具徳(すべてのものに良さがある)」の思想を組織全体に浸透させます。

個々が自らの付加価値を高める努力を惜しまないこと。同時に、組織全体で人材育成に取り組む仕組みと文化を形成することが重要です。ひとりひとりが自らの特性や適性を理解し、気づきを深めながらキャリア形成を行うシステムを構築します。管理職をはじめ全職員が、日々の業務を通じて学習と成長を意識する組織づくりを進めます。

そのために、深い専門性と幅広い業務知識を兼ね備えた「T型人材」の育成を組織目標として掲げます。職員同士が刺激し合い、協働しながら成長できる環境を整えます。

全国的に人口減少が進む中でも、1,700を超える市町村の中には増加に転じている例があります。同様に、少子化で18歳人口が減少しても、堅実な経営を行う大学は存続しています。環境を理由にするだけでは道は拓けません。自らの意思と努力こそが改革を実現します。

皆様の地域や学校が“勝ち組”となるために。
地方創生と学校法人経営において、打つべき手の提案と人材育成に全力で取り組みます。