プロフィール

副市長として、行政に経営感覚導入を柱にした改革

(1)組織開発(OD=Organizational Development)の展開:オピニオン・サーベイ等の活用による新たな仕組みづくりにより、組織活性化を行う。

(2)情報共有化の仕組みづくり:全課で朝礼の実施を義務付けた。また、各部門長の年度方針を発表し、その内容を庁内システムで共有化した。

(3)研修、人材育成の充実:自ら研修企画や講師を担当した。また、新規の講座を開催するなど研修の充実を図った。

(4)目標管理制度の活用:面談を丁寧に行い、数値目標と具体的記述の徹底を図った。また、シートの修正を指示し、活用しやすく改善するとともに組織目標とのリンクを深めた。

(5)行政評価システムの導入:複数の事務事業について市民も参加し、公開の場で評価を行った。

(6) 会議システムの改革:行政経営会議を設置し、全庁的な課題に迅速かつ戦略的な方針決定と進行管理を行った。また、既存の会議の見直しを行った。

(7)業務改善活動の推進:コストダウンと収益確保策を徹底した。また、ゴミ焼却灰のセメント化を実現した。

(8)市立病院の経営改革:多額の不良債務により、市財政を大きく圧迫していた。そこで、抜本的な病院経営改革に踏み込んだ。地方公営企業法一部適用から全部適用へと経営形態の変更を行った。また、病院内に経営企画室を新設し、経営改革に取組む体制を構築した。この取組みはNHKのETV特集で全国放送された。

(9)「おもてなしの心」向上キャンペーン:CS(顧客満足)を強く意識しての行動変革を促す。バッチやポスターを作成し、挨拶の励行や接遇研修の徹底を行った。

(10)わかりやすい市役所づくり:市民目線での情報提供や掲示方法の見直しを行った。また、広報誌の紙面の工夫やホームページのリニューアルも行った。

(11)まち全体を美術館と見立ててのアートのまちづくりを展開した

(12)市の営業マンとしての活動:様々なルートを活用しての市の積極的PR、学会やフォーラムイベント等の誘致活動を実行した。首都圏の自治体、企業、団体との連携も積極的に推進した。

(13) 地域活性化への取組の推進:B級ご当地グルメでブランド化を目指して活動している団体を財政支援し、活動の助言を行う。また、吉本興業の「あなたの街に住みますプロジェクト」にも関わった。さらに地域資源の商品化を実現した。

教育委員会教育長としての先進的な教育改革

教育改革の戦略としての『学びプラン』の策定:教育長としての基本方針である『学びプラン』を策定した。子どもだけでなく、すべての住民をサービスを受ける主体と位置づけ、地域の教育力を高めるために地域・家庭―学校―教育委員会が三位一体で教育改革に取組む。教育委員会事務局職員、幼・小・中の教職員、保護者、議会などに説明会を実施した。主な柱を①開れた教育システムの構築②コミュニケーション能力を高める教育③教育の高度情報化④基礎学力の向上⑤文化によるまちづくりとしている。また、目指す人材像と教育委員会の役割を明確にした。

実現した教育改革の主な内容

(1)算数オリンピック委員会との協働:フィーズ賞の広中博士や数学者のP.フランクルを中心に小中学生の数的能力の向上を目指す算数オリンピック委員会との協働事業を実施した。

(2)「イングリシュ・キャンプ」の実施:地元大学への留学生と中学生による2泊3日のキャンプであり、基本的に英語のみの3日間を過ごすこととした。主なねらいは①教室から離れた環境で、諸外国からの留学生とのふれあい、生活体験を重ね、楽しみながら異文化理解を深め、国際化に対応するコミュニケーション能力(聞く力、話す力)の向上を図る。②英語が外国の人々とのコミュニケーション手段であることに気づき、英語の楽しさを知り、学習意欲を高める。③規律ある集団生活を通じて、生徒相互の理解と友情を深め、生徒一人一人の個性を伸ばす。④多くの生徒たちに国際理解教育の機会を与え、広い視野を持った人材を育成する。⑤留学生との交流を通じ、大学との連携を強化し、学校・地域が一体となって国際理解教育に取組むきっかけとする。

(3)「共育トーク」の開催:地域の教育力向上を目的とし、地域住民、保護者、教職員等を対象にした「共育トーク」を開催した。

(4)学校の活性化と授業改善:専門職員の配置や教育科学の知見に基づく学力向上策を展開した。教育改革は学校の活性化、特に授業改善を推進することであるとの認識から、厳しい財政状況の中で、様々な努力による財源捻出を行った。さらに小中学校への心の相談員の配置による児童・生徒の個々の問題に素早く対応できる体制を作った。(5)大学との協力協定の締結:地元大学と文化や教育、学術などで連携を深める協定を締結した。(6)教委独自の教職員研修の開催:教委の教育
改革の方向性の浸透、教職員の意識改革、学校の活性化を目的として独自の研修会を開催した

私立大学の管理職として大学改革

企業、自治体での経験を活かしたキャリア形成支援、就職支援を行う。卓越した就職支援体制の構築を戦略として掲げ、就職部からキャリアセンターへと名称変更と機能強化を行った。また、キャリア科目の単位化を実現し、年間を通じてのキャリア支援行事の充実を図った。

主な施策

(1)教職員の企業紹介制度を構築しての企業訪問の強化、企業展の充実

(2)学生の利便性の向上のために土曜日の開業を行い、併せて既卒者への対応を可能にするなどCSの向上を図った

(3)ホームページのリニューアルや就活情報、内定情報を公開

(4)3年生全員へのキャリア・ノートの配布と従来の紙媒体のデータ化の実現

(5)各種調査、アンケート、他大学のベンチマークの実施による業務改善の推進

(6)職員の能力開発の推進、特にキャリアコンサルタントの資格取得奨励によるキャリアカウンセリングの充実

(7)就活委員の選任と活用による学生参加型就職支援の推進(8)就職力バランス診断の実施による自己への気づきを深める

(9)資格講座の見直しによる低料金化と体系化の実現などを実現した。

就職実績や学生満足度の向上という成果により、学内外から注目されるキャリアセンターへと改革を実現した。

学校法人の企画室長、理事・総務部長として大学改革

民間企業の経営手法であるバランスト・スコア・カードをベースとして、従来の「事業計画書」を抜本的に改善した独自のツールを作成する。「教育」「経営」「社会貢献」「学生募集」という4つの指標及び目標値を設定し、事業の進捗管理及び評価活動を実施している。また、18歳人口の減少をはじめとする、昨今の社会状況を踏まえ、大学としての専門性を担保しながら学士課程教育充実させることを趣旨とする改善計画をまとめ、学部改編も含めた改革をスタートさせた。
理事・総務部長として、労務管理、リスク管理、組織改編、教職員評価制度の導入等を中心となってけん引した。また、100%出資子会社の代表取締役として黒字化と新規事業の展開を推進した。その後、設置する大学の教授として、授業を担当し、キャリアセンター業務を通じて学生指導を行った。